OB通信vol.40 三十年分楽しんだOB総会

Ⅰ.卒業後34年・・・初めてOB会へ出席までの経緯
  平成22年11月13日(土)に関西三扇会が大阪にて開催されました。その折に、渡辺顧問(41年卒)、
 山本先輩(44年卒)、山野先輩(46年卒)の大先輩方に今回のOB総会には必ず来るようにと諭され
 仕事の都合をつけました。
  卒業間もない頃、高崎を訪れていますが、それでも30年ぶりということになります。
  ところが、それから一箇月も経たないうちに大学同窓会、関西三扇会を通じ文科省よりの予算が
 おりているので、現役学生のための【就業力支援プロジェクト】メンバーとして、高崎へ行くようにとの
 指示を受けました。
  平成22年12月7日(水)と平成23年2月5日(土)の両日、高崎を訪れました。
  2月の訪問では、現役女子部の千葉さんともお話ができ、7月30日には必ず行くことも伝えさせて
 もらいました。
  また、この前後には同期の椎名君や、54年卒の後輩の杉江君とも酒を酌み交わす機会を得たり、
 現在も震災後の仙台で奮闘されておられます52年卒の平間先輩、同じく52年卒の高橋先輩とその
 奥様でもあり、女子部創設者の高橋美紀先輩とお話をしたりすることができました。
 総会までの9箇月で私の高崎は、こんなに近付いてしまいました。
  残念ながら前述の先輩や椎名君、杉江君とは今回の総会では会えませんでしたが、必ず私が
 大先輩方のお誘いを受けて良かったと思ったように、誘い続けます。
  高崎にご在住の50年卒の高階先輩には総会前の12月、2月の両方でお世話になった次第です。

 Ⅱ.バスケットは・・・
  35歳位までは、大阪の寝屋川高校OBチームで試合や練習に参加しておりました。でも、20年の
 ブランクは大変大きく全く走れません。 意を決し、3月よりスポーツジムに通い、ひたすら走りました。
 10km/hで30分以上走れるようにと、高崎でバスケットができますようにと鈍った体に気合を入れ
 ました。

  写真は、当日のロートルチームの主力です。49年卒の横山先輩は、さすがに今でもバスケットを
 続けられているだけあって、その動きに感動しました。私も、60歳を過ぎてもバスケットができるように
 スポーツジム通いを続けようと思いました。
  で、私の実力はどうだったかと申しますと十分満足な結果でありました。4部残留どころか昇部を
 目指す男子チームとも試合ができ、女子部との試合ではシュートまで決めることができました。
  同期の和田君にこの話をしたところ、『学生時代は、何も計画性がなかったのに』と言われ、成長を
 褒められたように受け取っています。同期と言えば、OB会には毎年参加している最長身の土屋君に
 会えなかったことは残念ですが、電話で話ができたのもOB会の御利益です。
  話は、色々と飛びますが同期の和田君が松江から参加していたのは、大変うれしく心強かったです。
  和田君は、バスケット部幹事長を務め、体育会の本部役員としても現在の体育館の建設を当時の
 沼賀高崎市長に陳情や折衝を繰り返し、建設まで漕ぎ着けた最大の功労者であること皆様にお伝え
 します。ただ、和田君と49年卒の新井先輩は恰幅が良くなり過ぎだと思いました。

 Ⅲ.現役の後輩の皆さんは
  男子部はちょっと小粒に見えましたが、部員数も問題なく、明るく元気があり、後は、勝利を掴む
 ための練習をするだけだと思います。
  女子部は、心配だった部員数も1年生が多く集まり、コーチも女子部先輩が引き受けてくれ、環境が
 整いましたね。
  チームとして勝利を目指すの至極当然のことですが、そのために個人個人が目標を持ち、大学生、
 高崎経大バスケットボール部員として何か一つキラリと光るものを持って欲しいと思います。
 それは、フィジカル面でも、テクニックでも、オペレーションでも良いと思います。
  こうした努力は、チームを強くするだけでなく、貴方達の試練である就職活動にも必ず役立ちます。
 OBの皆様には、こうした後輩達の就職活動に是非ともご協力をお願い致します。柿沼会長は、既に
 優秀な後輩の面倒を何人もみておられるようで、頭が下がりました。
  陸前高田で、ご両親が仮設住宅でお暮らしという、2回生の女子部員も頑張ってください。

 Ⅳ. 今後は・・・
  今回参加させて頂きまして、柿沼会長、川崎事務局長、諸先輩の皆様方の御苦労で我部の歴史は、
 脈々と受け継がれていることも実感致しました。本当にありがとうございました。
  私も、皆様を見習い今後は、積極的に参画をしていきます。
 現役生は、もっとOBを頼りして、こんな地域でこんな業種の就職先はありませんか?あるいは、こんな
 所に旅行します。等々を投稿したらいかがですか。
  きっと、一肌脱いでくれる先輩がいると思います。柿沼会長殿、川崎事務局長殿、ご検討をお願い
 します。

  仕事や諸々のことをすっかり忘れ、三十年分楽しませて頂き、本当にありがとうございました。
  でも、まだ太腿には筋肉痛があり、痛みと共に楽しさが蘇っております。
 今年の盆は、【走れ!T校バスケット部】を三巻読み、精神的に更に若返ろうと思っていますが、その眼
 には、老眼鏡がしっかりかかっているインバランスを楽しみます。  (昭和53年卒 川原畑 浩)

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